豆柴の始まりは昭和25年位からで、もともと豆柴という犬種があったわけではなく京都の愛犬家が標準よりも小さな柴犬(昭和9年に日本犬の標準が定められ柴犬の大きさにも基準ができました。)の作出に取り組み始めたそうです。
見た目から「柴犬と他犬種の掛け合わせ」や「近親交配を重ねているのでは?」という誤解もあるみたいですが、それは間違いで基準より小さい純粋な柴犬を全国各地から集め、長い時間をかけて姿形を固型化していったとの事です。
ですので見た目は柴犬ですが、体高や体重共にスタンダードの柴犬よりはるかに小さく、近年はマンションなどの住居事情も大幅に緩和され、室内で飼育でき飼いやすいので子供や高齢者のいる家庭など多くの愛好家の方に喜ばれています。
豆柴はそのような方々の理想の犬ですが、過去には購入後のトラブルが多く、『小さな豆柴として買ったのに1年近くもすると普通と変わらぬ大きさの柴犬になってしまった・・』など血統書発行団体のいずれもが豆柴を公認する事もなかったので買う側からすると不安も多かったようです。
現在はKCジャパン(ホームページへのリンク)が豆柴を初めて公認することとなり、これからは豆柴をペットでとお考えの方々には安心していただけるのではと思います。
(KCジャパン小冊子パートナーを参考にさせていただきました。)